魔法科高校の劣等生 LOST ZERO コラボレーション
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【Prologue 交換留学について】
【クラサメ】 既に聞いているかもしれないが、 国立魔法大学付属第一高校から、 短期留学生を迎えることになった。 | ||
【マキナ】 留学生!? そんなシステムあったのか? | ||
【クラサメ】 確かに珍しいことではあるが、 前例がないというわけではない。 2週間という短い期間になるが、 仲良くやってほしい。 |
【依頼】
そんなわけで、アタシから深雪に似合う
服をプレゼントしようと思うんだ。
どうせなら達也や深雪だけじゃなく、
友達の分まで用意してあげたいんだ。
だから、みんな力を貸してよね。
魔法科高校クエストの1
【ナツビの知識】を入手しろ
魔法科高校クエストの2
【ツボミの知識】を入手しろ
魔法科高校クエストの3
【ゼロの知識】を入手しろ
魔法科高校クエストの4
【839式軍衣の知識】を入手しろ
【Episode1 自己紹介】
【司波深雪】 はじめまして、みなさん。 司波深雪(しばみゆき)です。 国立魔法大学付属第一高校から 来ました。 | ||
【司波達也】 司波達也(しばたつや)です。よろしく 深雪と区別がつかないでしょうから 【達也】で良いですよ。 | ||
【司波深雪】 わたしのことも【深雪】と 呼んでください。 | ||
【ミユウ】 候補生総代、ミユウ・カギロヒだ。 2人を歓迎するよ。 | ||
【エース】 僕はエース。 よろしく、深雪、達也。 | ||
【デュース】 デュースです。 よろしくお願いしますね。 | ||
【トレイ】 トレイです。短い間になりますが、 仲良くやっていきましょう。 | ||
【司波達也】 (エース【A】にデュース【2】、 それにトレイ【3】か…… 数字付き(ナンバーズ)というわけでは ないと思うが) | ||
【司波達也】 皆さん、名前に数字がついている 方が多いのですね。 | ||
【シンク】 え? 数字? | ||
【エース】 そう言われると、そうだな。 シンク、お前の名前にも5という 意味がある。 | ||
【シンク】 へー、そうなんだ。 | ||
【ミユウ】 オリエンスでは、数字から名前を 取ることが少なくない。 ただ、ここまで綺麗に数字が 並ぶことは珍しいだろうね。 | ||
【司波達也】 (偶然ということか。 我ながら、気にしすぎだな……) |
【Episode2 魔法について】
【ミユウ】 君等の使う魔法は、クリスタルの 力を使わないと聞いている。 どのようなものか、ご教授願え ないか? | ||
【司波達也】 一般的な解釈でよろしければ。 | ||
【ミユウ】 もちろん。それで構わない。 | ||
【司波達也】 俺たちの世界では、あらゆる事象は 個別情報体(エイドス)に記録されていると 考えられています。 そして俺たちの使う魔法は、その 個別情報体(エイドス)の定義を改変することで 事象を改変している。 | ||
【ナイン】 ジショーの改変? | ||
【司波達也】 たとえば台車を移動させたければ、 まず【台車を加速させる魔法】 次に【移動させる魔法】 そして【目的地で減速をする魔法】 【目的地で停止する魔法】と、 4つの行程を組み合わせて1つの 魔法になる。 深雪、見せてあげてくれ。 | ||
【司波深雪】 はい。お兄様。 | ||
【ジャック】 うわー、面倒臭そう。 | ||
【司波深雪】 そんなに難しいものでは ありませんよ。 | ||
【エース】 僕たちの魔法は、大いなる使命を 達成するために朱雀クリスタルに 与えられたものだ。 かつて個々人に伝えられていた力を 魔法局が管理・分類している。 | ||
【司波深雪】 朱雀クリスタル……ですか? | ||
【ミユウ】 そう。僕等の魔法は、すべて 朱雀クリスタルの力によるものだ。 【炎】【冷気】【雷】【風】【聖】 【闇】といった属性がある。 | ||
【司波深雪】 わたしたちの分類とは違いますが、 元素(エレメンツ)による分類ですね。 | ||
【ミユウ】 たとえば、そうだな…… これが【ファイア】の魔法だ。 | ||
【司波達也】 !? | ||
【司波深雪】 お兄様、どうかなさいましたか? | ||
【司波達也】 面白いものを見たと思ってね…… いや、正確には見えなかったと 言うべきかな。 | ||
【司波深雪】 朱雀の魔法は、想子(サイオン)を利用したもの ではないということですか? | ||
【司波達也】 わからない。だが、興味深いな。 | ||
【司波達也】 (朱雀クリスタルが魔法式の出力 までをやっているということか?) | ||
【司波達也】 もしよかったら、朱雀クリスタルを 見せてもらえないだろうか。 | ||
【ミユウ】 申し訳ないが、朱雀クリスタルは 厳重に保管されている。 僕等でも見ることはできない。 | ||
【司波達也】 それもそうか…… すまない、無理を言ってしまった。 |
【Episode3 CADについて】
【キング】 達也が持っているのは拳銃……とは 違うようだな。 | ||
【司波達也】 これは術式補助演算機(CAD)。 魔法発動を補助するデバイスです。 拳銃の形をしてはいますが、 武器というわけではありません。 | ||
【エイト】 ケイトの魔法銃みたいなものか? | ||
【ケイト】 へー、ちょっと貸して! | ||
【司波達也】 それは構いませんが……CADは 使用者や用途によって細かな調整(メンテナンス)が。 必要です。 他人のCADを使っても効率が…… 悪い……はず。 | ||
【ケイト】 ファイガ! フレア! ホーリー! おー、いい感じ。 | ||
【司波深雪】 ケイトさんは、お兄様と魔法演算 領域特性が似ているのでしょうか? | ||
【司波達也】 いや、そもそもあのCADに朱雀の 魔法の起動式は入っていない。 | ||
【司波深雪】 そういえばそうですね。 | ||
【司波達也】 朱雀の魔法は想子(サイオン)の作用が少ない からか? 興味深くはあるが、調べるのは 無理だろうな。 | ||
【司波深雪】 お兄様がその気になれば、 わからないことなどあるはずが ありません。 | ||
【司波達也】 無理を言うな。 今回は2週間の短期留学なんだぞ。 | ||
【ケイト】 アタシ、これ気にいっちゃった。 ねー、達也。 アタシの魔法銃と交換しない? | ||
【司波達也】 …… | ||
【司波達也】 まだ調整前のFLT社のモニター用 デバイスであれば構いませんよ。 ただ、いただくのは銃ではなく 妹へのプレゼントがいいですね。 | ||
【司波深雪】 お兄様? 朱雀の魔法に、ご興味がおありに なるのではないのですか? | ||
【司波達也】 せっかくの留学だからね。 堅苦しい知識が増えるより、お前の 思い出が増える方が俺は嬉しい。 | ||
【司波深雪】 そんな…… お兄様は【わたしとの思い出】を 作る方が大切だなんて。 | ||
【司波達也】 (少しニュアンスが違うような 気がするが……) |
【Episode4 短期留学最終日】
【司波深雪】 今日で交換留学も終わりですね。 | ||
【司波達也】 そうだな。 | ||
【司波深雪】 2週間という短い間でしたが、 お世話になりました。 | ||
【ミユウ】 こちらこそ、色々なことを 学ばせて貰ったよ。 | ||
【エース】 本当に、あっという間だったな。 | ||
【クイーン】 寂しくなりますね。 達也、深雪、2人ともお元気で。 | ||
【ケイト】 ちょ、ちょっと待った! 待った! | ||
【司波深雪】 ケイト? | ||
【ケイト】 私たちみんなで、あんたらの 制服を作ったんだよ。 【ナツビ】が56449着 【ツボミ】が33019着 【ゼロ】が29213着 【839式軍衣】が33441着 | ||
【セブン】 これだけあれば、友達の分まで 足りるだろう? | ||
【司波達也】 全校生徒どころか第一~第九高校の すべての生徒に配れますよ。 | ||
【サイス】 やっぱ、ちょっと作りすぎたか。 | ||
【司波深雪】 ええ。少し、多いですね。 ですが、ありがとうございます。 | ||
【司波深雪】 みなさんのおかげで、お兄様との 素晴らしい思い出ができました。 | ||
【シンク】 ねー、まだ時間あるんでしょ? じゃあ、お着替えしよっか。 | ||
【司波深雪】 お兄様……どうでしょうか? | ||
【司波達也】 うん。良く似合っているよ。 普段着ているデザインとは違うから 別人に見えるね。 いつもと違う魅力に気づけたよ。 まるで深雪が妹じゃないみたいだ。 | ||
【司波深雪】 お兄様も、とてもよくお似合い ですよ。 愛する者のために、世界の全てを 敵に回して戦う、冒険物語の ヒーローに見えます。 | ||
【司波達也】 (それはヒーローと呼んでも いいのか?) | ||
【司波達也】 そろそろ時間だな。 | ||
【司波深雪】 名残惜しいですが、お別れですね。 | ||
【ミユウ】 またいつか会おう。 その時まで、さようなら。 |
【Epilogue 交換留学終了】
【司波達也】 どうかしたのか? | ||
【司波深雪】 あの学校には、お兄様と同じように 特別な……奇跡のような力をもった 方々が大勢おりました。 お兄様は、あちらの学校の方が 幸せなのではありませんか? | ||
【司波達也】 あの世界は普通じゃない。 戦争……という危険だけでなく、 もっと本質的に異質なものが 感じられる。 それが何なのかはわからないが…… お前を危険な目にあわせるような ことを、俺は望まないよ。 | ||
【ミユウ】 さて、エース。 あの2人を魔導院に迎えて、 どう思った? | ||
【エース】 あいつらが朱雀に生まれていたなら、 間違いなくアギト候補生に選ばれて いただろう。 あの2人は、それだけの力を 秘めていた。 | ||
【ミユウ】 そうだな。 だが、彼等の世界では彼等のことを 必要としている者が多くいる。 僕等の問題は、僕等で解決なければ ならないだろうね。 |
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