第2期 第零章 「運命の歯車が動く刻」
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第零章 「運命の歯車が動く刻」
オープニング
戦乱が続く世界【オリエンス】
人々は4つのクリスタルを巡り
争い続けてきた
その果てに訪れる終末的大戦
湧き上がる戦火の中で
人々は救世主の誕生を望んだ
アギトとなる事を目指して
集結した少年少女たち【アギト候補生】
彼らは戦乱の時代を終わらせるため
自ら戦場に身を投じる
「魔導院からの使者」
【エース】
君が新たに魔導院に入学する事になった、
○○○○か。
話には聞いていたが、優秀そうだな。
期待の人材が入ってくると、教官たちが噂していたよ。
自己紹介が遅れたな。
僕は【エース】。君を魔導院に案内しに来た。
さっそくだが、行くか。
魔導院はこっちの方角に……
……!?
モンスターだ!
「逃走」
まずい、【ベヒーモス】か!
簡単には逃げられそうにもないな。
だったら仕方ない……
戦おう、○○○○!
援護してくれ!
(プレイヤーが戦闘不能になります)
○○○○!
くっ、やはり厳しいか……
止むを得ない、ここは離脱しよう。
切り札の魔法を使ってでも……
【アルテマ】!
「エースとの出会い」
ん……目覚めたみたいだな。
大丈夫か?
ここは魔導院の寮。
君に与えられた私室だ。
気絶した君をここまで運び、
手当させてもらった。
魔導院に来て早々、災難だったな。
でも、無事でよかったよ。
それで、ええと……
すまない、人と話すのに慣れてなくてな。
実は僕も、少し前に魔導院に入ったばかりなんだ。
お互い頑張ろう。
【エース】
そうだ、魔導院の代表者が
君のことを心配しているらしい。
明日にでも、元気な顔を見せてやってくれ。
「ようこそ魔導院へ」
ようこそ、我らが魔導院へ!
僕はアギト候補生総代表、【ミユウ・カギロヒ】。
ベヒーモスに遭遇したそうじゃないか。
大丈夫そうで何よりだが……
ともかくアギト候補に選ばれし者、○○○○よ。
君を歓迎しよう。
この世界【オリエンス】では
千年もの長きにわたって、戦乱が続いていた。
人類に大いなる力をもたらす、
4つの【クリスタル】を巡ってね。
我らが祖国【朱雀】も、白虎・蒼龍・玄武の三国と
敵対関係にあり、互いに争い続けているのだよ。
そんな戦乱の時代に終止符を打ち、
人々を輝かしい未来へと導く存在--
それが神話に語られし救世主、
【アギト】なのだ。
さあ、君も魔導院の仲間たちとともに、
オリエンスの救世主を目指そう!
さっそくだが、教室に行き、
クラサメ教官に会ってきてくれ。
「運命の歯車が動く刻」
候補生総代ミユウ・カギロヒに呼ばれ
朱雀軍の【軍令部第二作戦課】を訪れていた
【ミユウ】
○○○○、よく来てくれた。
今、エースと君のことを話していたんだ。
【エース】
ああ、お前に頼みたいことがあってな……
このオリエンスには4つの国があり、
互いに争い続けていることは、お前も知ってるだろ?
その戦乱は、過去一千年間にもわたり続いてきた。
とはいえ近頃は、各国の戦力も拮抗し、
大きな戦闘は起きていなかったんだけど……
【ミユウ】
実は最近、
西方の国【白虎】に不穏な動きがある。
我が朱雀との国境付近に、大量の兵を集めているらしい。
何か大規模な作戦を企てているようだ。
【エース】
白虎は機械を操る力をもたらす【白虎クリスタル】を
擁する、強大な軍事国家だ。
奴らが我が朱雀に攻め入ろうとしているなら、
こちらも早急に対抗策を練らなければならない。
そこで軍令部から、僕に任務が与えられたんだ。
白虎軍の作戦情報を入手せよと。
【ミユウ】
エースは最強の候補生【0組】だ。
だからこそ軍令部も、彼に依頼したのだろう。
だが1人でこの任務を成し遂げるのは難しい。
○○○○、サポートしてくれないか?
(選択肢1)
もちろん!
【エース】
頼もしいな、○○○○。
お前に頼んでよかった。
(選択肢2)
なぜ自分にサポートを?
【エース】
僕が希望したんだ。
お前なら実力も十分だし--
僕としても、重要な任務は
知ってる奴と組みたいからな。
【ミユウ】
では【任務】の一覧に、今回の任務も追加しておこう。
頼むぞ、○○○○にエース。
一話 「戦いの前奏曲」
【ミユウ】
○○○○、エース、
作戦領域に到着したようだな。
この先に、白虎軍の通信兵が
潜んでいるとの報せが入った。
そこを襲撃し、敵の作戦情報を入手すること--
それが君等の任務だ。
【エース】
了解。それじゃ敵の傍受を警戒し、
これより通信を遮断する。
必ずや何らかの情報を掴み、
魔導院に持ち帰るよ。
【ミユウ】
ああ、頼むぞ2人とも。
諸君にクリスタルの加護あれ。
【エース】
……よし、行くか○○○○。
敵も守りを固めているはずだ。
気をつけて行こう。
「彼女の名はトオノ」
ん……?
見ろ○○○○、この文書を。
白虎の作戦の指示書らしいな。
暗号化されているが、解読してみよう……
えぇと……【朱雀】の……【魔導院】を……
……っ!?
【朱雀魔導院の強襲】だって!?
白虎は魔導院を攻めるつもりなのか!?
朱雀の中枢を直接叩こうなんて、無茶な作戦だけど……
白虎の奴らには、何か策があるのか?
【???】
……恐らく、あるのよ。
【エース】
お前は、12組のトオノ?
なぜここに?
【トオノ】
私も個人的に、白虎の動きについて調べていたの。
悲劇を繰り返すわけにはいかないから……
【エース】
悲劇?
なんのことだ?
【トオノ】
……なんでもないわ。
今の話は忘れて。
それより手に入れた情報を、
早く魔導院に持ち帰りましょう。
【エース】
あ、ああ。
行こう、○○○○。
【ミユウ】
……そうか。
白虎は、この魔導院を攻めようとしているのか……!
ご苦労だった、○○○○にエース。
君等のおかげで、重要な情報が手に入った。
例の文書の解読を進め、奴らの作戦の全容を把握しよう。
今はひとまず、ゆっくり休んでくれ。
二話 「始動」
エースと共に軍令部第二作戦課に向かった
【ミユウ】
よく来てくれたな、○○○○にエース。
例の文書の解読が終わった。
また並行して諜報部に、敵の動向を探らせた。
それにより判明した、白虎軍の作戦内容だが--
奴らは【クリスタルジャマー】という新兵器を使い、
朱雀を制圧しようとしているらしい。
僕等朱雀の人間は、この魔導院の地下に安置されている
【朱雀クリスタル】から、魔法の力を与えられている。
だが件のクリスタルジャマーという兵器は、
その朱雀クリスタルを無力化する力を持つようだ。
【エース】
なんだって!?
朱雀クリスタルが無効化されたら--
朱雀に住むすべての人間が、魔力を失う!
身を守ることもできなくなるじゃないか!
【ミユウ】
ああ、そうなったら終わりだ。
僕等は白虎軍に、一方的に蹂躙されるだろう。
【エース】
そんなことをさせるわけにはいかない。
僕等候補生も、朱雀を護るために動くべきだ。
【ミユウ】
僕も軍令部と共に、対処法を検討している。
もっとも今のところ、有効な策は見つかってないが……
【エース】
そうか、どうすべきだろうか……
【???】
……その議論、
私も参加させてもらってもいい?
【ミユウ】
トオノ?
何か策があるのか?
【トオノ】
策というほどではないわ。
ただ、一つ思ったことがあるの。
敵がクリスタルを無効化する兵器を使うなら、
こちらもそれを無効化する魔法を開発できないかって。
【ミユウ】
クリスタルジャマーを無効化する魔法か。
その可能性については、軍令部も考えた。
だがそれを開発するのには、莫大な魔力を必要とする。
僕はむろん、恐らくエースでも不可能だ。
【トオノ】
だったら莫大な魔力を、
他から供給できればいいのよね。
確かコルシの洞窟に、強大な魔力を持つ【魔石】が
眠っていると聞いたことがあるわ。
【エース】
そうか……それを手に入れれば、
ジャマーを無効化する魔法を開発できるかもしれないな。
【ミユウ】
よし、ならばその可能性に賭けてみよう。
○○○○にエース、僕も同行する。
急ぎ、その洞窟へ--
【トオノ】
いいえ、総代はここで待機しているべきよ。
私が代わりに行くわ。
【ミユウ】
何?
【トオノ】
白虎との戦いを前にした今、あなたは多忙のはず。
それに任務の中で怪我でもしたら、今後の戦況にも響く。
だからここは、私たちに任せて。
任務は必ず果たすから。
【ミユウ】
……わかった。
ならば君等に任せよう。
気をつけてくれ、3人とも。
諸君にクリスタルの加護あれ。
【トオノ】
○○○○にエース。
この先にある洞窟の中に、例の魔石があるそうよ。
でも魔石の力に引き寄せられた魔物が、
ここには大勢巣くっているの。
【エース】
……確かに、そのようだな。
そこかしこに魔物の気配を感じる。
2人とも、気を引き締めていこう。
「螺旋の世界」
ようやく辿りついた……
これが、例の魔石ね?
【エース】
ああ、これがあればジャマーを無力化する魔法も
開発できそうだ。
僕はさっそくその開発に取り掛かる。
先に帰投するよ、○○○○にトオノ。
【トオノ】
ええ。
【トオノ】
……よかった。
これで【アンチクリスタルジャマー】の開発が始まるわ。
ひとまずこれで、最初の悲劇は防げそうね……
(選択肢1-1)
最初の悲劇って?
【トオノ】
……これから始まるたくさんの悲劇の、
最初の一つということよ。
私はその数々の悲劇を知っている。
【前の世界】で経験したから……
(選択肢1-2)
アンチクリスタルジャマーって?
【トオノ】
……今の時点では、誰もその名を知らない。
でもこれからエースは、そんな名の魔法を開発するの。
私はそれを知っている。
【前の世界】で聞いたから……
……不思議そうな顔ね。
この話をすると、誰もがそんな顔をするわ。
私ももう諦めて、
誰かにこの話をしようとは思わなくなったけど……
……あなたもあの世界にいたはずなの。
だから尋ねるわ。
○○○○。
あなたは【前の世界】のことを覚えている?
(選択肢2-1)
覚えている
(選択肢2-2)
いま思い出した
【トオノ】
えっ……!
ほ、本当に?
あぁ、ようやく会えたわ……
前の世界の記憶を持っている人に……!
そうよ、○○○○。
私たちがいるこの場所は、繰り返された世界。
一度滅び、そして新しく創られた世界なの。
いつかアギトが生まれるまで、
この繰り返しは続く……
でもそのことを覚えているのは、ほんの一握り。
みんな前の世界の出来事を忘れてしまった。
……恐らくこのまま歴史が進めば、
同じことが繰り返される。
でも私は、嫌なの。
前の世界で起きた悲劇を、繰り返したくないのよ。
誰も信じてくれなくても、私はやらなければならない……
あんな結末はもうたくさんだから。
弱くても、柄じゃなくても、動かなければならないの。
何もしないうちに終わるのはもう嫌なのよ。
○○○○、もしも叶うなら……
あなたの力を貸して。
この世界を滅びから救うために。
悲劇を繰り返さないために……!
(選択肢3-1)
もちろん!
【トオノ】
……そう。
ありがとう、○○○○……
私たちに何ができるのかは、まだわからない。
だけど一緒に考えていこう。
この世界を救う方法を……
(選択肢3-2)
……
【トオノ】
……そう。
当然よね、こんなことを急に言われても。
……だけど私は、1人でもやるわ。
この世界を救う方法を見つけるまで。
……もしも気が向いたら、力を貸して。
少しだけでもいいから……
三話 「運命の歯車が動く刻」
ミユウの呼集を受けた
【ミユウ】
○○○○にトオノ、朗報だ。
ついにエースが、件(くだん)の新魔法の開発に成功した。
【エース】
【アンチクリスタルジャマー】……
敵のジャマーを完全に無効化する魔法だ。
これがあれば、白虎の襲撃に対応できる。
魔導院を護ることもできるはずだ。
【ミユウ】
朱雀正規軍も、この魔導院に兵力を集め、
迎撃態勢を整えた。
ここは候補生と正規軍が総力を挙げ、
白虎軍を撃退するのだ!
(選択肢1)
了解!
【ミユウ】
いい返事だ、○○○○。
それではさっそく作戦の詳細を--
【トオノ】
待って。
それだけでは不十分かもしれないわ。
(選択肢2)
その作戦でいいのかな…
【ミユウ】
む?
何か気になることでもあるのか?
【トオノ】
いえ……○○○○の言う通りよ。
それだけでは不十分かもしれないわ。
魔導院に兵力を集めたということは、
次の戦いではここが戦場になる。
朱雀クリスタルは護れるとしても、魔導院にいる人々から
犠牲者がたくさん出てしまう可能性が高い……
【ミユウ】
……残念ながらその通りだ。
しかし、朱雀にはこの方法しか--
【トオノ】
クリスタルジャマーが魔導院に到達する前に、
撃破できないかしら?
白虎軍には【飛行戦艦】があると聞いたわ。
きっと今回の作戦にも、それを使うでしょう。
それを撃墜することができれば、戦いも早々に終わって、
犠牲は最小限で済むんじゃないかな……?
【ミユウ】
なるほど……成功率は低そうだが、
賭けてみる価値はあるな。
【エース】
でもどうやって撃墜する?
その戦艦に近づけば、クリスタルジャマーで
魔法を封じられるだろう。
僕がジャマーを無効化したとしても、
撃墜までは手が回らないぞ。
【ミユウ】
そうだな。
ならば僕が、その役を務めよう。
【トオノ】
--総代が?
【ミユウ】
僕が全魔力を注ぎ込み、
飛行戦艦を撃墜するための魔法を放つ。
犠牲など出させるものか。
僕等の手で白虎を撃退し、魔導院を護るんだ。
【トオノ】
……わかったわ。
○○○○、私たちもやるべきことをやりましょう。
(ムービー)
白虎元帥シド・オールスタインは
朱雀への電撃侵攻を開始
白虎の主力飛行戦艦【インビンシブル】による
魔導院への奇襲を敢行した
これに対し朱雀は
全軍を挙げて魔導院の防衛を固める
同時に○○○○を含む
候補生からなる精鋭部隊を出撃させ
飛行戦艦を撃墜せんと試みた
(通信にて)
【ミユウ】
アテンション! 白虎の軍勢が、
ここ魔導院に向けて進撃したのが確認された!
これよりエースはアンチクリスタルジャマーの
詠唱準備を開始!
また同時に僕も、
飛行戦艦の撃墜準備に入る!
候補生精鋭部隊は、敵地上部隊の排除を頼む!
飛行戦艦までの道を切り開くのだ!
朱雀の興亡、この一戦にあり!
我らにクリスタルの加護あれ!!
【トオノ】
……○○○○。
いよいよ、始まりの時が来たわね。
これが正しい道かわからないけど、
私は自分に出来ることをやってきたつもり。
これから起きる悲劇を防ぐため……
私はもう、誰の死も見たくないの。
……だから、約束して○○○○。
あなたもこの戦いで、きっと生き残るって。
怖かったら逃げ出してもいい。
だからどうか、死なないで……
「歴史の分岐点」
【白虎軍指揮官】
これ以上前進できないだと!? 候補生ごときに、
我が皇国艦隊が足止めされているというのか!
とにかく魔導院上空に辿り着くんだ!
あたしが朱雀クリスタルを封じれば、戦況は逆転する!
【白虎兵】
お、お待ち下さいクンミ様!
空より強大な魔力反応が!
【クンミ】
なに!?
--うあっ!!
(通信にて)
【ミユウ】
--アテンション!
先ほど、敵旗艦の撃墜を確認した!!
これにより白虎軍は、撤退を余儀なくされた!
僕等の勝利だ!!
……候補生諸君、本当に感謝する。
君等のおかげで、魔導院を護ることができた。
ありがとう、皆。
僕は君等を誇りに思う……!
【トオノ】
か……勝ったのね。
私たちの、勝利ね……!
あ、あはっ……
今頃になって、震えが……
……でも、よかった。
今回は犠牲は最小限で済んだみたい。
……あなたもよくがんばってくれたわね。ありがとう、○○○○……
四話 「ルシ・クンミとの決戦」
○○○○、先の戦いではよくやってくれた。
君の力もあり、白虎の軍勢を退けることに成功した。
白虎の空中戦艦【インビンシブル】の撃墜にも成功した。
敵指揮官を討伐できたと思ったのだが……
実は、指揮官はまだ生きている。
戦艦が墜落しても、生き残ったようだ。
【エース】
なに!? 戦艦は爆発炎上していたじゃないか。
どうしてあれで生き残れたんだ?
【ミユウ】
指揮官が、人間じゃなかったから--
【ルシ】だったからだ。
○○○○は、ルシとは何か知っているか?
(選択肢1)
知らない
【ミユウ】
そうか、なら教えておこう。
ルシとは簡単に言うと、クリスタルの守護者だ。
各クリスタルに選ばれた人間がなれる、人を超えた存在。
極めて頑強な肉体と、特殊な能力を持っている。
(選択肢2)
知ってる
【ミユウ】
さすがよく勉強しているな。
そう、あの【人を超えた存在】が敵の指揮官だったのさ。
そのルシ【クンミ・トゥルーエ】は、
現在撃墜地点から、白虎領に向けて移動している。
恐らく味方と合流しようというつもりだろう……
だがこれを見過ごすわけにはいかない。
そこで君等に頼みがある。
ルシ・クンミを討伐せよ!
君等なら必ずや、成し遂げられるはずだ。
頼むぞ、3人とも。
【エース】
到着したぞ、○○○○にトオノ。
この先にルシ・クンミがいるらしい。
【トオノ】
クリスタルジャマーは、どうなの……?
あれはまだ健在なの?
【エース】
相応のダメージは受けたが、まだ動いているらしい。
ジャマーを搭載した魔導アーマーごとな。
それで魔法を封じられるため、
他の候補生も朱雀兵も手出しできないんだ。
【トオノ】
そう……それであなたが派遣されたのね。
【エース】
そう、ルシ・クンミを発見したら、
僕がすぐにアンチクリスタルジャマーを展開する。
○○○○たちはその間に、
ルシ・クンミを討ってくれ。
【トオノ】
了解したわ……
やれるだけやってみる。
○○○○、一緒にがんばろう。
悲劇の芽を、ここで摘むのよ。
「この戦いを最後まで」
討伐成功
【トオノ】
や、やったの!?
【クンミ】
く、くそ……!
ここで、倒れるわけには……!
【エース】
ま、まだ生きているのか!?
だったら止めを刺して--
【???】
待て!
【エース】
っ!?
お前は!?
【リーン】
俺か。俺の名はリーン・ハンぺルマン。
白虎軍の技官だ。
クンミを迎えに来たら、こんなことになってるとは……
やってくれたな、候補生。
【トオノ】
た……戦うつもり!?
【リーン】
いや、今は退くさ。
だがこの借りは、いずれ必ず返す。
撤退するぞ、クンミ!
【クンミ】
あ、ああ!
【エース】
くっ、閃光弾か!
【トオノ】
め、目が……!
【トオノ】
……っ……
逃げられた、みたいね……
【エース】
リーン・ハンぺルマンか。
いずれまた会うことになりそうだな。
【トオノ】
ええ……恐らく世界を救うためには、
彼との戦いは避けられない。
……気をつけて、○○○○。
これからも多くの強敵が、
あなたの前に立ちはだかるとしても……
どうか、この戦いを……
最後まで、生き延びて。
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